ドルビーデジタル5.1

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ホームシアター、放送、映画館の
サラウンドサウンドの標準として確立されたDolby Digital(ドルビーデジタル) 5.1は、世界中のオーディエンスにエンターテインメント体験を一新しました。

ドルビーデジタルの特徴

グローバルスタンダード

世界中のすべてのDVDと米国のすべてのHD放送は、Dolby Digital® (AC-3としても知られています)を使用しています。Dolby Digital 5.1はDolby Digital Plus™に進化し、テレビから携帯電話に至るまで、最大7.1チャンネルのサラウンドサウンドを提供します。

5.1 マルチチャンネルサウンド

ドルビーデジタルは、5.1chの高音質オーディオで、あなたをアクションの中心に引き込みます。従来の左右のステレオチャンネルを拡張し、360度包み込むようなサウンドをお届けします。

映画館、テレビ、DVD、ゲーム

映画に革命をもたらした音声技術が、すべてのDVDやアメリカのHDTV放送のサウンドで利用されています。多くのゲームソフトでもドルビーデジタルのサラウンドサウンドを採用しています。

ステレオ版を自動で

ドルビーデジタルは、音声トラックのステレオ版を自動生成するため、お気に入りの映画、TV番組、およびその他のエンタテインメントはどのデバイスでも素晴らしいサウンドで楽しむことができます。

将来的な互換性

ドルビーデジタルプラスなどの新しい音声フォーマットが出現する中でも、ドルビーデジタルコンテンツは長年にわたり互換性を維持することができます。

効率的な5.1chサウンド

ドルビーデジタルテクノロジーは、映画スタジオ、テレビネットワーク、およびその他のコンテンツプロバイダーが、音質を損なわずにマルチチャンネル音声ファイルのサイズを圧縮するための非常に効率的な方法を提供しています。ファイルが小さいほど、配信は簡単になります。ドルビーデジタルでは、フィルムプリントやDVD、またはTV放送に完全な5.1チャンネルオーディオミックスを含めることができます。これによってアーティストの表現の幅が広がり、観客はよりリアルで感動的な体験をすることができます。

 

エンコードとデコード

ドルビーデジタルは、1と0、すなわちデジタル情報の世界で機能します。私たちが聞くオーディオは1と0ではなくアナログ波形で構成されるため、ドルビーデジタル(Dolby Digital)音声トラックを作成する最初のステップは、元のアナログ信号をデジタル情報に変換することです。このプロセスをエンコード処理と呼びます。

しかし、ドルビーデジタルでは、波形をそのまま数値に変換するのではなく、元の音声を分析して、音声トラックのどの部分を保つことが重要で、どの部分があまり聞こえないかを決定します。

ドルビーデジタルでは、音声トラックの重要な部分を保持しつつ、冗長な部分を除去することで、高音質なマルチチャンネル音声を低いデータレートで配信できます。

ドルビーデジタルオーディオは、フィルムプリント、DVD、テレビ放送、ダウンロードなどの多くの形式で配信できます。配信されたドルビーデジタルは、圧縮されたオーディオのデコード処理が必要です。

映画館では、デコード処理はオーディオプロセッサーで行われ、ご家庭ではDVDプレーヤー、セットトップボックス、ゲーム機器、またはその他の使い慣れた機器で行われます。

どのようなセットアップでも一貫した再生を確保できるように、ドルビーデジタルではメタデータと呼ばれるものを使用しています。

メタデータは、プログラミングプロダクション中に作成され、ドルビーデジタルビットストリームで伝送される命令のセットです。メタデータにより、モノ、ステレオ、5.1チャンネルシステムのいずれを使用しているかにかかわらず、高品質のオーディオ体験が実現されるだけでなく、コンテンツクリエイターで追加の機能を提供できるため、ユーザーは再生をさらに細かく制御できます。

 

5.1サウンドにおける各チャンネルの役割

5.1オーディオミックスの各チャンネルには、はっきりとした目的があります。3つのフロントチャンネル(左、センター、右)は、はっきりとしたクリーンなダイアローグを再生し、サウンドをスクリーン上へ正確に配置します。サラウンドチャンネル(左サラウンドと右サラウンド)は、アクションの中心にいるような感覚を作り出します。

低音効果(LFE)チャンネルでは、耳だけでなく、体感することができる、深く、力強い低音効果を提供します。必要とする帯域幅が他のチャンネルの約1/10のため、LFEチャンネルは「.1」チャンネルとも呼ばれます。

 

ドルビーデジタルプラス:
どこでもサラウンドサウンドを実現

ドルビーデジタルプラス(Dolby Digital Plus)は、ホームシアターからスマートフォンに至るまでのあらゆるデバイスで確実なサラウンドサウンド体験を実現します。

プロフェッショナル向けの
ドルビーデジタル

ドルビーデジタルは、放送、ホームシアター、映画、PC、オンラインストリーミング、ビデオゲームプログラミング向けに最大5.1ディスクリートチャンネルの高品質なサラウンドサウンドをお届けします。
 
コンテンツ制作者向けドルビーデジタル

サラウンドサウンドは、作品に臨場感と深みを与え、観客を魅了する新しい可能性を切り開くことができます。映画、テレビ番組、ビデオゲームのいずれを制作している場合でも、Dolby Digitalは、映画館や家庭で再生するための魅力的なオーディオトラックを作成するための手段を提供します。

 
オーディオの可能性を広げる
  • サラウンドサウンドの世界標準であるドルビーデジタルはは、何百万もの既存の再生システムとの互換性があります。シネマプロセッサー、A/Vレシーバー、セットトップ・ボックス、DVDプレーヤー、PC、ゲーム・システムなどが含まれます。
  • メタデータのパラメータは、視聴者がモノラル、ステレオ、または5.1チャネル・システムのいずれで聴いても、単一のオーディオビットストリームで制作者の意図を忠実に伝えることを保証します。

  • ゲーム開発者向けには、Dolby Game Developer Support Program があり、ドルビーデジタルで優れたオーディオを作成するために必要なすべてが提供されます。詳しくは、ドルビーデベロッパーポータルをご覧ください。

  • ドルビーデジタルは、高品質の5.1チャネル・サウンドの効率的な記録と伝送を可能とし、マルチチャネルオーディオがストーリーテリングの重要な一部を担うことができるようになります。

  • ドルビーオーディオコーデックをサポートするプロフェッショナル向けソフトウェアツールである Dolby Media Producer を使用すれば、DVD-Video、DVD-Audio、Blu-ray Disc™ をマスタリングすることができます。
 
放送事業者向けドルビーデジタル

ドルビーデジタルを使用することで、北米の再生機器や放送規格と互換性があるオーディオであることが保証されます。同時に、視聴者に高品質のマルチチャンネルサウンドを提供することができます。
最大5.1chを数百万世帯に配信
  • ドルビーデジタルは、最大5.1チャンネルのサラウンドサウンドによって、スポーツイベントやドラマなどの番組に臨場感と奥行きを与えます。

  • HD画質でも標準画質でも、米国、カナダ、およびATSCテレビ規格を採用しているその他の国では、すべてのデジタルテレビ放送がドルビーデジタルオーディオを使用しています。

  • メタデータパラメータは、視聴者がモノラル、ステレオ、5.1チャンネルのいずれのシステムで聴いても、1つのオーディオビットストリームで制作者の意図を忠実に伝えることを保証するものです。

  • 映像信号と多重化する直前の最終的な放送伝送信号に適用されるドルビーデジタルは、デジタル衛星(DBSおよびDVB)、ケーブル、地上波HDテレビ放送(ATSC)で広く使用されています。

  • ドルビーデジタルは、何百万もの既存の再生システムとの互換性があります。これには、世界中で約6000万台以上のケーブル、衛星放送のセットトップボックス、および3000万台以上のA/Vレシーバーが含まれます。
 

ドルビーデジタル

(配給会社、興行会社)

多くの人にとって、映画館は今でも映画を見るのに最適な場所です。その理由の一つは音にあります。ドルビーデジタルは、マルチチャンネルサウンドで映画館での体験を再定義し、現在も世界中の映画館で最も人気のあるデジタルオーディオフォーマットとなっています。

デジタルとアナログのソリューション
  • ドルビーデジタルは、最大5.1チャンネルのサラウンドサウンドを提供し、長編映画、ドキュメンタリー、ショートフィルムにリアリズムと深みを加えます。その高い品質と信頼性、実用性は、世界中の映画館で実証されています。

  • ドルビーは、すべてのドルビーデジタル映画作品の安定した再生を保証するために、映画館とミキシングスタジオのための標準化されたサウンド再生条件を確立しています。

  • ドルビーデジタルサウンドトラックは、35mmプリントのスプロケットホールの間のスペースに、アナログサウンドトラックと隣り合わせで記録されています。同じプリントにデジタルとアナログの両方のサウンドトラックを組み合わせることで、ほとんどすべての映画館で再生することができます。

  • ドルビーのロゴが入った映画には、ドルビー独自のマスタリングサポートサービスが提供され、監督の意図した通りのサウンドを映画館で再現することができるのです。

カスタマーサポート

ドルビーカスタマー

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ドルビーデジタル仕様

以下のDolby Digitalの仕様をご参照ください。また、ドルビーデジタルをドルビーデジタルプラスなどの他の同様の技術と比較することもできます。

 

チャンネル 1.0〜5.1、ディスクリート

DVDデータ・レート、5.1チャンネルオーディオ

384 または 448 kbps

ブルーレイディスクのデータレート、5.1チャンネルオーディオ

640 kbps

ドルビーのメタデータ(Dolby Metadata) のサポート

Yes

接続

S/PDIF, HDMI®, IEEE 1394

ミキシング/ストリーミング機能

Yes

 

ドルビーメタデータ
(Dolby Metadata)パラメータ

メタデータパラメータ

表示のみ

制御

ダイアログレベル

 
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チャンネルモード

 
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LFEチャンネル

 
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ビットストリームモード

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ラインモード圧縮

 
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RFモード圧縮

 
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RF過変調保護

 
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センターダウンミックスレベル

 
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サラウンドダウンミックスレベル

 
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ドルビーサラウンド(Dolby Surround)モード

 
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オーディオプロダクション情報

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ミックスレベル

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ルームタイプ

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著作権ビット

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オリジナルビットストリーム

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好みのステレオダウンミックス

 
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Lt/Rtセンターダウンミックスレベル

 
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Lt/Rtサラウンドダウンミックスレベル

 
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Lo/Roセンターダウンミックスレベル

 
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Lo/Roサラウンドダウンミックスレベル

 
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ドルビーデジタルサラウンドEXDolby Digital Surround EX™)モード

 
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A/D変換器のタイプ

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DCフィルター

 
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ローパスフィルタ

 
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LFEローパスフィルタ

 
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サラウンド3dB減衰

 
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サラウンド位相シフト

 
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